冷房4%消費電力ダウン~自分でできるフィルター掃除の「コツ」は裏側から流す!

冷房4%消費電力ダウン~自分でできるフィルター掃除の「コツ」は裏側から流す!

ムシムシとした日が続きエアコンを使う機会も多くなっていますが気になるのが電気代です。食費や光熱費など何かと値上がりしているため少しでも節約したいところです。エアコンの節電についてお手入れのコツを紹介します。

◆フィルター掃除で冷房の消費電力が4%ダウン
自宅のエアコンを使う場合はこまめな掃除がポイントです。フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電力を使ってしまいます。フィルターをこまめに掃除することで、冷房時でおよそ4%、暖房時で約6%消費電力の削減になるといわれています。

エアコン掃除は節電効果とともに健康被害を防ぐためにも重要です。家事代行サービス「ベアーズ」の担当者に正しいエアコン掃除について教えてもらいました。まずは月に1度はやってほしいフィルター掃除から。

◆自分でできる効果的な「フィルター掃除」
(1)感電を防ぐため必ず電源を外してから始めてください。
(2)いきなり水洗いをするのではなく掃除機で表面の埃を取り、表側でなく裏側から洗い流すと埃汚れが取れやすい
(3)フィルターは表から水を掛けると埃が繊維に絡まり残ってしまう。水をかける場合は裏からかけることをおすすめ
(4)エアコンの表面や吹き出し口など見えるところは無理をしない程度に拭き掃除を行う。ただし、ファンを取り外すなど部品の分解掃除は注意点も多いため極力、専門業者に依頼することを推奨

専門業者「洗った後に水気を取って乾燥させてから取り付けるようにして下さい。びちゃびちゃのまま付けると湿気でカビが出てしまうのでしっかり乾燥させるのが大事です」

◆冷房後の“乾燥”がポイント、送風でカビ予防
また、エアコンのカビ対策として冷房を使った後は送風機能を活用し、内部を乾燥させることが効果的だといいます。

専門業者「冷房を切った後に送風で30分~1時間運転します。もしくは送風機能が無ければ暖房を回して乾燥させる。内部クリーン機能がついているので冷房を切った後に消し忘れたかなと思ってもう一度消す方が多いです。消した後に送風運転で自動的に動いているのでそのまま切れるまで放っておくことが大事」

ベアーズは、2年に1回程度、業者による内部洗浄を勧めていますがエアコンから臭いがしたり吹き出し口にカビが出てきたりしたら業者に頼むことを推奨しています。

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