【整理収納アドバイザーの掃除術】カビを寄せ付けない! 浴室を清潔に保つ日々の小ワザ集|kufura [クフラ]

【整理収納アドバイザーの掃除術】カビを寄せ付けない! 浴室を清潔に保つ日々の小ワザ集|kufura [クフラ]

モデルルームのように美しい整理収納アドバイザー・大木聖美さんのご自宅。清潔さをキープする秘訣は、毎日の小掃除にアリ! でも毎日掃除するのは面倒……。そんな億劫な心を前向きにサポートするアイテムやアイデアを伝授します。
今回はカビや水垢の発生しやすい浴室。美しい浴室を保つ日々のちょっとしたテクニックをご紹介します。

使い勝手をよくすると掃除もしやすくなる!

大木さん宅では浴室に置くものを厳選し、洗面器なども道具も水切りよく収納するなどして汚れを寄せ付けない浴室にしています。

「棚に使わないシャンプー類まで並べていると、カビ発生のリスクも高まりますし、見栄えも悪いもの。アイテムは絞り、使わない棚を外せば掃除もしやすくなります」

換気:湿気のこもらない環境を作る

基本ですが、窓があれば開け、なければ換気扇をつけっぱなしにして24時間換気しましょう。

「特に気密性の高いマンションの浴室はカビが発生しやすいもの。換気扇を回している間は浴室の扉を閉めておくと効率よく乾燥できます」

水切り:風呂いすは浴槽の縁に引っかけておく

ひさしぶりに風呂いすを裏返すと、水垢がビッシリなんて経験はありませんか? 入浴していない間は風呂椅子を浴槽の縁に引っかけ、しっかり水気を切りましょう。

「風呂いすにはカビの好物である石けんかすや垢も溜まりやすいので、使い終わったらさっと拭き取ってから水気を切るのがおすすめです。我が家は立ち座りがしやすい『レットー』のAラインチェアを使っています」

防カビ:使い勝手の悪い棚を外す

マンションの浴室などにはあらかじめ設置された棚があるはず。これを見直しましょう。

「座って体を洗う人なら、高い位置にある棚にシャンプー類を置くと使い勝手が悪いですよね。不要なシャンプー類で棚をすべて埋める必要はありません。シャンプー類は厳選し、役に立たない棚は外します。これで掃除しやすく、カビの発生リスクを減らします」

防カビ:マグネット式の棚で掃除しやすく

使いやすい位置に棚がない場合、自分で設置するのも手。大木さん宅は『山崎実業』のマグネットバスルームラック−ラージ−を使いやすい位置に貼り付けています

「シャンプーボトルを床に直置きするとカビができやすいのでNG。取り外せるマグネット式なら好きな場所に設置でき、壁掃除の時は外せば一気に洗い流せて掃除もラクラク」

水切り:掃除道具は吊るす収納でスッキリ

置き場に困る掃除道具は、マグネット式のフックに引っかけて水切りしながら収納。床に物がなくなり、掃除しやすくなるうえ、空間も有効活用できます。

「私が愛用しているのは『山崎実業』のマグネットバスルームフック。掃除道具以外にも洗面器なども吊るせて便利」

水切り:マグネット式の洗面器にする

床に物を置かないことを徹底するのであれば、洗面器はマグネットで壁に貼れるものに変えても。

「『マーナ』のマグネット湯おけは、マグネットに少し厚みがあるので壁面にべったりくっつかず、隙間があります。おかげで貼っている間も底面にカビができるようなことはありません」

掃除:入浴後は壁をシャワーで流してから水切り

浴室の第一印象は壁で決まります。そんなところに水垢がついていたら……。入浴が終わったら壁全体を水で流し、風呂用スキージーで水気を切りましょう。

「スキージでの水切りも何度から壁をなでるだけでいいので、そこまで手間はかからないはず。我が家では『QQQ』のスリムスキージーを愛用しています」

浴室をカビや水垢から守るには、日頃の防止策が重要! 清潔な環境で快適なバスタイムをすごしましょう。

大木聖美(おおき・さとみ)・・・整理収納アドバイザー、整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。「ラクな暮らし」「生活をシンプルに、楽しく!」をモットーにセミナー講師・片付けサポート・コラム執筆を行う。雑誌掲載多数。ブログ「我が道ライフ」http://wagamichilife.jp/とインスタグラム@wagamichilifeを更新中。

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